2008年 年忘れ企画
くれいじー☆ランキング
~Crazy Cool Shangri-Laのイカした(イカれた)2008年~

今年10月、サイト開設6周年を迎えたCrazy Cool Shangri-La。
いろんな作品、感動(たまに虚しさや怒りも。笑)との出会いもあったりしたのは去年に続き。
そんな一年を、今年も懲りずになんちゃってランキング形式で振り返ってみま~す
(今年もやっぱり単なる管理人の2008年覚書リストという説も。笑)



2008年 くれいじー的流行語大賞
『びったんびったん』 『仮面ライダーキバ』 『キターッ』 『ガチ』 『デレアホ』 『大型ワンコ属性』(・・・)

「まかでみ・WAっしょい!」オープニングテーマ「M☆O☆S☆O乱舞」
すいませんすいませんすいません・・・ヲタDNAがどうしてもこの番組を無視出来ませんでした(爆)

2008年 くれいじー的事件簿大賞
年明けもテニミュからはじまり、仮面ライダーのイベントや映画舞台挨拶に行ったりと
今年も若手イケメン俳優に踊らされた・・・(笑)
6月は欧州サッカー選手権で毎日毎日スイス・オーストリア時間に生き
どの試合も頼まれもしないのに数回見る暴挙をし続けいろんな意味で脱落者に(笑)
夏に台湾に初めて行くが、現地で台風に直撃され、何とか
帰国したら日本国内のゲリラ豪雨で台湾以上にひどい目にあった・・・でもまた行く気だし(懲りてない。爆)
あと、秋に久々に多くの新アニメにハマって毎晩HDDフル活用しました・・・(^^;


2008年 くれいじーなロマンス単行本&文庫
放蕩者に魅せられて (ラベンダーブックス L 1-1) 放蕩者に魅せられて 
メアリー・ジョー・パトニー(ラベンダーブックス)
翻訳ロマンス小説のバブル期の今でさえ、今だ日本上陸を果たしていない
珠玉の名作が沢山あるというのは、RT誌を定期購読しているので知っている。
しかし、ただ賞受賞したから、とか、評価が高いから、とかいってもそこは
やはり「好み」というものがある。そして、この作品の上陸と相成った。
現在の、エロティカやパラノーマル全盛期に何故これを?と思われそうな程に
大人しいので、もしかしたら飽食時代の読者には受け入れられないかもしれない。
ただ、この本を読んで、余りの丁寧でセンシティヴな人物描写に、
特にその残酷なまでの内面描写に涙が止まらなかった。
主人公レジーのキャラクター造詣に至っては、もう胸を掻き毟られる程の
痛みをもって読まずにはいられなかったが、そこですら秀逸すぎる。
タイトルからは安易に、ロマンス本お得意の放蕩者の陥落ものかと思わせるが
そんな生易しいものではない、骨太の「自分探し」と「魂の半分」にめぐり合う
極上のロマンスとの融合した佳作なのだ。
母性と知能を併せて持つヒロインの、その不器用さと情熱のアンバランスな
按配も素晴らしく、そんな彼女とレジーのやりとりの静かさが美しく切ない。
昨今、描写過多で食傷気味なホットな場面は皆無ながら、何と
随所になまめかしいのか・・・うっとりする程である。
何だか語るよりも、また読み直したい、、、と、あのぶ厚い本を
何度も何度も読み返してはその度にパブロフの犬のように泣いて。
この本に出会わせてくれてありがとう、と本当に心から思った最高の1冊。
満月の夜に (ソフトバンク文庫NV) 満月の夜に 
クレスリー・コール(ソフトバンク文庫)
思うに、パラノーマルというのは、按配が大事だと思う。特にキモは設定。
八代亜紀の「舟歌」ではないが、酒と一緒でぬるめがいい、と、ここんとこ
パラノーマル設定バブルだからこそ、とみに思うようになった(笑)。
もうね、生真面目な作家さんが生真面目に設定組んで、そしてそれに
縛られた挙句、身動き取れずに、やれ「死人を生き返らせた」だの
「神様ちょちょいのちょいで人間化」とかそれまでの過程全てをぶち壊しにする
反則オチを用いて自滅する様を拝んでは歯がゆく思っている事か!(ちーんっ)
で、このシリーズである。
読めば読む程にアホだと思う(いきなりかい。笑)。
パラノーマルって、いかに独自の世界感を確立するかにもよるけど、
このコールの構築した世界の、何ともいえないぬるさ、ライトさが
実にフィットしている様に感じました。
生真面目すぎて、孤高すぎて息苦しい独自感よりは、何というか、
この作品の場合は「隣の家の庭に実は・・・」ぐらいな敷居の低さが
逆にいい効果を出しているかと。
おかしいよなぁ、あのスケールのデカイ設定なのに、
何だ、このフレンドリーな感じは、という気持ちもあったりしたけど(笑)。
それに、何よりもこの萌え系がもてはやされる昨今に、このキャラ達!
大型ワンコや ツンデレ、解凍系、姉属性、不思議系などいっぱい~っ♪♪
いや~、萌えツボをこれでもかこれでもかと攻められて、
読んでて笑いが止まらないとはこの事か(^^ゞ
これからの続きも楽しみです。早く翻訳してね、出版社さん(笑)
悪の華にくちづけを 悪の華にくちづけを
ロレッタ・チェイス(二見ミステリーコレクション)
男勝りの知的美女ジェシカと、自分の醜い容姿にコンプレックスを持つ
デイン侯爵セバスチャン・・・これがまたどちらもロマンス小説史上屈指の名キャラ!
弟と従弟たちに囲まれて育ったジェシカ、何と言うか、
竹を割ったが如くの清々しいまでの姐御っぷりでマジ惚れました!(笑)
姐御系キャラに滅法弱いことのさん、もうこのジェシカにメロメロでしたわ・・・
弁が立って、腕も立って、しかもシャレがきく茶目っ気に溢れている。
そして何よりも、あの全てを包み込んでしまう
懐の大きな母性のかたまりっぷりは素晴らしい。
悪名高い行状の裏側で、今だ愛を求めて彷徨っている大型ワンコなセバスチャンを
どーんっ!と受け止めて子供をあやすように噛んで含めて調教しつつ(笑)
愛してゆく様は、目からウロコだわ。
彼本人も言うように、自分以上に乙女系でナイーヴ(笑)なセバスチャンを理解し、
信用している筋の通り方がまたかっこいい(ポッ)。
セバスチャンの庶子に対する思いやりや言動は、
まるで救われない幼少時代のセバスチャンの魂を洗うが如くで、奥深い。
ことのさん的に、全てにおいてパーフェクトの1冊でした。
姐御、ついて行きやす!(爆)
燃ゆる十字架のもとにIV アウトランダー16 燃ゆる十字架のもとに 
ダイアナ・ガバルドン(villagebooks)
今年、2年ぶりに翻訳版が日本上陸となりましたアウトランダー・シリーズ。
まずは、このシリーズ最大の長編の巻が無事(?)、上陸してくれた事に感謝。
最初、担当さんに「三冊は無理ですよねー。アハハー(^^;;」と言った時は
こんな大変な事になるとは思ってませんでしたがね・・・色んな意味で(^^;;
今回は、次の巻への導入部、そして今までの謎の一部を解いたものでも
あったので、読者によっては賛否両論分かれるかと思います。
が、やはり、圧巻のストーリーテラーっぷり!!
睡眠削って、いや、生命削ってでも読みたい!!(爆)と、今だ思わせてくれる
このクオリティの高さ・・・奇跡だわ、ホント。
50歳越えても元気に奥さんラブラブな赤毛じいちゃん、
今回も災難体質全開で・・・トホホ。婿も大変な目に。
フレイザーさん一家、次回も大変っすよ!
ハンカチ必須の6巻・・・2009年中に拝めるのかしらん(^^ゞゞ
暗闇の王子ーキリアン ダークハンター・シリーズ
シェリリン・ケニヨン(ラズベリーブックス)
そもそも、ことのさんはこのシリーズをこう認識している。

男性フェロモン過多の超不幸なイケメン達が、我侭で面食いな
月の女神アルテミスに三途の川の畔でスカウトされ、ダークハンター
(その生まれと特性によってはウェアハンターとドリームハンターにも)と
なってアホな神々の尻拭いを兼ねて人助けしているイカれたイカした
おしんヒーロー大活躍シリーズ(爆)

・・・え?違う? 私はずっとそう思って読んでるんだけど(爆)。

細かい設定も、得てして胡散臭い上にネタ満載。キタコレ!(笑)
だが、その胡散臭さを自ら居直って楽しむ茶目っ気がケニヨン作品にはある。
こういう芸(笑)が、巻数を重ねるにつれ益々加速するんだから
スゴイよ、ケニヨン!!よっ、芸達者!!! > 誉めている(笑)

書き過ぎず、使い過ぎず、かといって出し惜しみはしない・・・何と言うか、
エンターテイメント小説の鏡。自分で作った確固たる設定と世界観、そして
突出したキャラ造詣で、ここまで読者を引っ張る勢いがあるのもすごいが、
根底にあるのが何とも非常にシンプルな「ボーイ・ミーツ・ガール」ものな
正統派ロマンス路線というのがすごい。照れてしまう程の直球具合だ。
本当に隅から隅まで楽しくて仕方ない。早く続きを上陸させて下さい! > 出版社様
いつか見た夢を いつか見た夢を 
スーザン・エリザベス・フィリップス(二見ミステリコレクション)
SEPのシカゴ・スターズ・シリーズ最終巻…終わっちゃったよ〜(泣泣)
SEPはこの作品をシリーズ最後にすべく、ヒーローの
ディーン・ロビラート以外、全くスターズのメンバーを登場させなかった。
だからこそ、ファンは覚悟を決めて読むんだろうけど。
かろうじて前作カップルのヒースとアナベルが登場したが、
普通に読めば単独作品としても読める。だからこそ「最後」なんだろうけど。
偶然の出会いが必然的、恋人以前の魂の片割れとのやりとりと経緯を
今回も丹念に書いてもらえて満足でした。
特に、ディーンの買ったテネシーの農場を舞台に、家族に縁のなかった
ブルーが、ディーンの両親や異母妹、町の毒舌な未亡人を交えて、
擬似家族ともいうべき絆を不器用に育んでゆく様は、ロマンス部分と並行して秀逸。
スターズ作品を常にキャラ萌えで読んできた偏った読者としては、
この作品がシリーズ一番!!とは言えないのは事実。
ただ、ラストがこの作品で良かったな、とも思う。
全ての登場人物において、ラスト作品でありながら、スタート地点に
立ったという前向きなエンドマークになっているから。
当分は、この余韻に浸りたいと思う。
そしてまた何度も、スターズ・シリーズを再読するんだろう。
既に別格、誰に何を言われても聞かない偏愛不動シリーズと化しているから(笑)。
SEP、次回作品は新シリーズとか。
スターズ・シリーズを越えて愛される作品をお願いしますよ、ええ。
ふりむけば恋が ふりむけば恋が
コニー・ブロックウェイ(ライムブックス)
読んだ後もとっても幸せな気分で、全てが全てにおいて必然的、とも
言えるストーリーテラーなブロックウェイの本領発揮作品。
いやー、元々「手紙もの」にメロメロ弱いことのさんだが、
このウィットに富んだ巧みな手紙の数々!最高です!!
そして、手紙に付随するものを巡っての遠い離れた場所にいるはずの
二人のテンポよいやりとり、憎いまでの上手さである。
意地っ張りのリリーの送ってきたお手当てのイングランド紙幣は、
アヴェリーのいるフランスの植民地であるコンゴの奥地じゃあ役立たない、と
ばかりの比喩じみた描写しかり、アヴェリーの送ってきた図体は
デカくて全く実用性のないワニしかり(笑)。
しかも、それらが後々に登場し、いろんな事情と絡まってゆく様もすごい。
まるで、常に傍にいる二人が恋に落ちてゆく様を
見ているような錯覚に陥るぐらい巧妙なのだ。
本当に、特に最初の方の、あの親友を旅で亡くしてしまった
アヴェリーの手紙を読んで、ラスト近くに登場するリリーの
その手紙に対する返事を読んで・・・不覚にも泣いてしまった。
全てにおいてあったかくて、お互いの機知あふれる丁々発止なやりとりで
周囲の人間をも、いい意味で巻き込んでいく主人公二人の描写は、
もっともっと読んでいたいという欲求にかられる類のものであって。
いい本読んだなぁ・・・笑って、泣いて、ほっこりできる大満足な1冊。
こういう小気味よい、それでいてハッピーなロマンス本が読めた時には
本当に後は延々と余韻に浸っているだけでもいいのよね。
赤い薔薇を天使に (ラズベリーブックス) 赤い薔薇を天使に
ジャッキー・ダレッサンドロ(ラズベリーブックス)
読んだ直後は本当にほんわかしゃ〜わせ(^◇^)な気分で、他に何か本を
読もうとかいう気持ちになれなかったぐらいツボ直撃でした1冊。
分かるのよ、王道な、その展開。予想もつく。
でも捻りなく、そしてデビュー作とは思えない巧みな筆力でグイグイ読ませるんだ。
心理的機微も、その不器用さも、キャラのヘタレなボケ具合も
スキスキスキーッ♪なのよ。
脇役全て、動物に至るまでナイスな1冊。鬼畜ヒーローもの典型的誤解による
暴言ですら切なく、ラストのハッピーエンドに至るまで、
微笑ましくってもうきゅんきゅんでしたのっ(≧▽≦)
ほら、巷にあふれる無駄なエロ場面にばかり行数費やしているホットな本と
比べると、全てにおいて微笑ましく愛らしいではありませんか。
たまにはこんな本で息抜きもいいってもんです、はい。
黒き戦士の恋人 黒き戦士の恋人
J・R・ウォード(二見ミステリーコレクション)
このBDB(ブラック・ダガー・ブラザーフッド)シリーズ、
1冊目で脱落するには絶対惜しい、そして今年の一番未知数の萌え化けの
可能性高い本、ということのさんの評価がここにランクインした理由(爆)
正直・・・魅力はどこかと聞かれたらとんでもない事を言いそうだ。
全体が地に足がついていない、と言ったら変な表現か(^^ゞ
だって、多分、この作者はすごく真摯に生真面目にこの世界を構築なさって
いるのが読者にも分かるんだが、いかんせん小道具の多さと
キャラの魅力に反して、どう見てもツッコミしてくれ!と
言わんばかりの数々の設定の綻びの方が目につくから(笑)。
ゆる~いコールやケニヨンのかわいい世界感と比べると・・・そうね。
劇画調というか(爆)。作者が真面目だからこそ痛々しいと取れるかも(笑)。
そんな微妙なところに、何かFSSを思い出しました(爆)。
ハマる人は、謎を予想して妄想(笑)も手伝ってハマりまくるんだろうけど、
ハマらない人にはきっと、単なるディープな周囲と調和しきれていない
不思議譚扱いだな、と。どちらの評価を下すかは読んだ人次第。
ちなみにことのさんは好き本だ・・・ところで続き、翻訳版出るの?(^^ゞゞ
満ち潮の誘惑 (ヴィレッジブックス) 満ち潮の誘惑
アマンダ・クイック(villagebooks)
今までの翻訳されたクイック作品で一番のお気に入りとなりました(^▽^)
お話としては、クイックお得意の配線の頓珍漢なオタク道まっしぐらな
お茶目ヒロインと、世間から孤立しているこれまた微妙に
配線が悟りを開いている系のヒーローによるドタバタものなんだけどね。
とにかく、クレンツというのはどの名義でも、この人ぐらい
オタクキャラを書かせると、活き活きとしているのですよ(笑)。
そんな彼女の起こす騒動の尻拭いとフォローに明け暮れるヒーローの
マメ男っぷりにモエ!ギガントモエ!! > びったんびったん
孤独だったヒーローの日常がヒロインとの出会いをきっかけに
騒がしくなってゆく様を読むだけでも十分楽しめるのだが、
キャラが頓珍漢なだけでロマンスとしてはすごい直球ど真ん中で
二倍、いやもっと楽しめるのが嬉しい。ホットなんだけど、
そんな中にかなりの割合でお茶目な笑いのペーソスが占めていて、
読んでいてクスッとなってしまうんだよね。
ラストまで、クレンツ節が炸裂していた大満足の1冊でした。
あなたの牙に首ったけ (フローラブックス) 恋するヴァンパイア シリーズ
キャシー・ラヴ(フローラブックス)
今年のことのさんの「一発芸」枠は勿論こちらのシリーズ(爆)。
正直、このシリーズ1冊目が出るまで、このフローラブックスというレーベル
そのものを新刊買いに値する本が一つもなくホンマにリーディングして
作品選んでいるのか等、かなり疑ってかかっていたんです(^^ゞ 
(それぐらい創刊二ヶ月に関してはハナシにならんかった)
だから、この本も話半分に・・・と思ったがキターッ!!
正直、こんなに痛快にアホなネタをキュートに書かれる本に
日本版でめぐり合えるとは思わなかったんで動揺しましたよ(^^;
だって、しょっぱなから自分が吸血鬼だという事を記憶喪失で忘れてしまった
ヴァンパイア
ヒーローなんてすごいシラフじゃありえないような設定で
攻めてくるんですよ?! 2冊目のヒーローは今はやりのブロガーですよ?!
3冊目のヒーローは・・・あ、2冊読んだ後ではマシに思えたがやっぱり変(笑)。
もはや茶目っ気を通り越して立派なエンターテイメント!
生真面目な読者には絶対勧めない(爆)、ことのニーズ炸裂の
大ウケシリーズ万歳! 一年間のうちに3冊分すごいペースで翻訳されたのも◎。
残り1冊、おまけともいえる末っ子ちゃん話の翻訳も決まっているようで嬉し~♪
恋はあまりにも突然に 恋はあまりにも突然に
スーザン・ドノヴァン(二見ミステリーコレクション)
とにかく、これは読んでもらってナンボ、の地に足つきながらも、
ちょっとおとぎ話チックなロマコメなのです。
バツイチの3人の子持ちヒロインが、とある事からイケメン政治家ヒーローの
選挙戦の為に、彼の婚約者役を演じる羽目に。
偽りの関係の筈が、本当にお互い恋に落ちてしまい、でもそれを言えずに
婚約者のふりをする、という何ともややこしい話に、3人の子供達をはじめとする
個性的脇役が入り乱れ状態なんですが・・・これが面白い程のアンサンブル具合。
そんな群集ものかと思いきや、これがストレートなまでのロマンスでした。
とにかく、二人の茶目っ気に溢れ、それでいてセクシーなやりとりが◎!
この作者にヤラレタ。もらい泣きしまくって困ったよ。
しっとり押し捲りかと思いきや、ユーモアもたっぷりで、これまたナイス!
ロマンスだけでなく、愛情の再確認、女友達の絆の強さ、ぎこちないけど
家族の再出発とか、色んな面を、あのボリュームでうまく書かれていて驚く程。
それはキャラ造詣がしっかりしているから出来たんでしょうけど。
この本は主役二人は勿論のこと、全てのキャラクターを愛さずにはいられない
キュートな1冊でした。SEP作品がお好きな方に是非とも薦めたい。
本当に、疲れている時に重い話はご勘弁という時に手にしたい。
泣いて、笑って、そしてハッピーな読後に浸れるから。
つい、思い出してクスクス笑ってしまっちゃえる1冊だから。
10 伯爵の結婚までの十二の難業 伯爵の結婚までの十二の難業
ヴィクトリア・アレクサンダー(ランダムハウス講談社文庫)
ああ、もう最高に笑った笑った!!
こんなに笑ったヒストリカルって、今まであったかしら?ってぐらい
ずーっと笑ってたわ(笑)。
もう、最初からトップギア状態の彼と彼女の丁々発止具合に抱腹絶倒!
二人のその頭の回転の早さからくるボケとツッコミといい、
お互い己に自信があるが故の会話の妙といい、次から次へと
起こる騒動がびっくり箱のようで楽しいの何のって♪
そもそも、結婚にがっつかなくていい資産を持っているからとはいえ、
このヒロインのアネキ具合というか、漢(おとこ)っぷりは、
多分、読者を選ぶと思う。万民向けというには
余りに頭が良すぎてエキセントリックすぎて。
しかし、一皮剥いたら、本当に好きになった相手には素直になれずに
不安だらけな中、冷たい態度とったり・・・キターッ!(゚∀゚)
モエキターッ!!(゚∀゚)
ツンデレーッ!! > びったんびったんジタバタ(爆)
そして、ヒーローの茶目っ気あふれる、しかも頭の回転の早さにメロメロ!
きっと、しっとりしたロマンス好きな方にはドタバタ過多が鬱陶しいとバッサリ
言われそうだが(笑)、ラブコメ好きなことのさんにはツボメガヒットなの!
早く続き読みたいね~。2009年秋か~、待遠しいなぁ・・・。
あなたを夢みて あなたを夢みて
リサ・クレイパス(ライムブックス)
すっかり鉄板作家として、日本読者にもお馴染みとなった感のあるクレイパス。
今年もヒストリカル3冊、そして彼女自身初のコンテンポラリーとが上陸。
その中でもやはり、群を抜いていたのがこちら。
既に、その存在だけで名前とタイトルが先行ししていた1冊。
これだけたて続けにクレイパス作品を読んでいると、ある程度のパターン、
いや。そのリズムが分かってきて、中だるみというか飽きを感じるもの。
しかし、やはりこのキャラ吸引力は、別格だった。
デレク・クレイヴン。作者の一番のご贔屓ヒーローでもある御仁。
ヒロインが想定内だった分を補ってなお余る、このデレクの魅力。
プラス面も、マイナス面も、予想通りでもなお惹き付けられずにいられない。
まさに、エポックメイキングという言葉が似合う。
彼が、そして今作ラストに登場する彼の娘が主人公となる短編、
是非とも翻訳上陸をお願いしたい・・・大丈夫か、この出版社なら(笑)



2008年 くれいじーなシリーズロマンス
傷跡にやさしいキスを 一連のオメガ・シリーズ 
マリーン・ラブレース(ハーレクイン・スポットライトプラス)
今年も楽しませていただきましたオメガの皆さん(笑)
鉄板シリーズとなったら、中だるみもあろうってもんですが、
まるでマギーさん家の某カメレオンのように常に全開(爆)
メンバーも多岐に渡っているオメガだが、そのロマンスのお相手も
決して一筋縄ではいかんような、いろんな意味でのツワモノが
あれよあれよ、なので毎度楽しいったらありゃしない(笑)。
シリーズもののお楽しみとして、今回はとうとう今までの
オメガ世代と次世代移行の秘密兵器が登場し、サブロマンスを展開!
出ましたぜ!アダムとマギーの娘ジリアン!!
既に原書は出た模様なので、2009年の楽しみはこのジリアンとホークアイの
あれやこれやですな。楽しみっす♪
連れ戻された婚約者 (ハーレクイン・アフロディーテ) 連れ戻された婚約者
ジェイン・アン・クレンツ
(ハーレクイン・アフロディーテ)
シルエットお得意の「キャンペーン用販促贈呈本」として
作られた非売品本だったりするステファニー・ジェイムズ名義の
幻の最終作品、あれよあれよの日本上陸(笑)。
しかし、この作品、SJ名義ながら限りなくクレンツ名義に近い、
お馴染み、頓珍漢な唐変木ヒーローを調教改心させる、オシャレで
小粋な頭の回転の早い都会ヒロインもの・・・まさにクレンツ節でしょ?(笑)
キタキタキターっ、ってカンジになりますね。クレンツ読者は。
実際、最初の小競り合いの後、舞台をヒーローの牧場に移した後は、
もうヒロインによるヒーローのしつけ改心日記というか(爆)。
なまじヒロインにメロメロメロ〜ンだから、よく言う事きくったら(^^ゞ
大人の余裕もへったくれもありませーん!(笑)
随所に、クレンツらしい小道具(ヒーロー弟がコンピュータの天才だったり、
禅に通じるネタとか、家具とか)がいい味を利かせている秀作でした。
アフロディーテの厚みで翻訳されたのでカットもなく、尚更に満足でした(^^)
愛と使命と―熱く危険な任務 熱く危険な任務シリーズ 
マリーン・ラブレース(シルエット・ディザイアエクストラ)
3冊とも、随所にラブレースらしい軽妙なやりとり、ホットなラブシーン、
そしてキャラクター造詣の上手さが楽しめましたね。
パターン化しそうなもんなのに、1冊1冊にそれぞれ驚くネタを
仕込んではスイスイと話を進める手腕には拍手しかない。
特に3冊目がお気に入りで、
二人のロマンスもさる事ながら、
そのプロ姿勢というか腹の座り具合が秀逸でした。
軍人ものロマンスにウンザリする事が最近ちと多かったけど、
このシリーズは違ってたなぁ。何せ懐が深いキャラが揃っていた。
しかし、最新鋭のハイテクマシンが、まさかまさか・・・地元民の張った、
単なる魚獲りの網に引っかかるとは・・・さすがラブレース作品。
あそこは思わず噴出したわ(爆)。
そんな茶目っ気もあり、ホットなロマンスもあり、手に汗握るクライマックスあり、
ホロリと泣かせるやりとりもあり、シブい大佐のフォーリンラヴ(笑)な
おまけとか、3冊読んでいて最初から最後まで本当に堪能致しました。
はずれない作家が少ない今、ラブレースって貴重だなぁ・・・。
薄情な花婿 (ハーレクイン・アフロディーテ) 薄情な花婿
ジェイン・アン・クレンツ
(ハーレクイン・アフロディーテ)
何ともクレンツらしい、いい年した主人公二人の生真面目ながら、
微妙な頓珍漢恋愛ものなんですが・・・やってくれましたな。
もう、ここでクレンツ・ヒーローらしさがこの主人公ジャレットにも
顕著に現れるのがおかしいというか。
いつもは犬とかのペットなんだが、今回はヒーロー、ヒロイン共に
サラブレッドで生計を立てている愛馬家なためか、
愚痴ったり会話する相手は年とった愛馬レッドくん(笑)。
もう、これだからクレンツ作品は楽しいんだな♪
長編も勿論良いのだが、このボリュームでもしっかりしたキャラクター設定、
ストーリー展開とがあって、やはりクレンツは達者なのである。
二人の喧嘩から、お互いの心からの気持ちをぶつけ合い、
そして見解を述べ合う場面なんて秀逸。
ああ、やっぱりクレンツの、この独特のやりとりとか好きだわ〜。
最後の独身貴族 (ハーレクイン・ディザイア) ホイッテカー家シリーズ
アンナ・デパロー(シルエット・ディザィア)
アンナ・デパローの出世シリーズ、堂々完結~。
ラストは、朴念仁で飄々としていたマット兄ちゃんだが・・・ぷっ。
期待を裏切らない頓珍漢っぷりでグッジヨブでした(笑)。
ラブラブアイウォンチューっぷりといい、ホイッテカー家DNAって
ビバ♪でしたね(笑)
どうも最近は作家凶作競作シリーズでばかりお目にかかる事が
増えたデパローですが、やはり彼女はこのボリュームで、自分の
ペースでキャラを作ってほしいんですよね。
ことのさんがディザィアを買い続ける意味を見出す為に頑張って~(^^ゞ

今年はシリーズロマンスはこれ以上はランキングに入るような作品はなし。
何というか・・・残念ですな・・・。



2008年 くれいじーなミステリー文庫
妖精王女メリー・ジェントリー1 輝ける王女の帰還 妖精王女メリー・ジェントリーシリーズ
ローレル・K・ハミルトン(villagebooks)
今年一番の賛否両論本ではなかろうか、という今シリーズがぶっちぎり1位(笑)
それはね、これがことのさんの独断ランキングだからよ(爆)。
ロマンスを期待していた方には申し訳ないっ、ってぐらいのメリーの
漢(おとこ)っぷりに「あ、駄目だわ」と思う読者が連発されても仕方ない。
だが、ことのさんはそこが好きなのだ・・・逆ハーレム状態が(笑)。
かつてその昔、なか●しで活躍していたあさぎり夕氏(現在BL誌で活躍。笑)が
読者からこんなお便りを頂いていた。「先生の作品は、殆どがヒロイン一人に
周囲に美形キャラ(ヒーロー含む)ってパターンですよね。何故ですか?」と。
氏の答えは非常に明確な内容だった。
だって、女の子より男の子いっぱい描いてる方が楽しいもん
そうなのよ!そこなのよ!! 別にフィクションなんだから自分本位な世界感で
いいじゃない!(笑) それに女の子いっぱいよりも確かにいろんなタイプの
イケメン並べてもらう方が女性読者としてありがたいわ。目の保養だし。
で、ハミルトンのこの作品である。まさに、作者本人が楽しくて仕方ないという
満足感が手に取るように分かる世界感、独自のキャラ構築っぷり。
何より、あのキレてる危ういなまめかしさは彼女しか描けないであろう。
その中を自由に泳ぎまわるメリーに惹き付けられ、そしてときめいてしまう
哀れなジェントリー・シリーズ・ホリックの一人でいれて、幸せ(萌)
引き続き翻訳続行も決定しているのが嬉しくてなりません・・・たとえ
イバラ道ケモノ道でも、このシリーズ激ラヴ!!と声を大にして言うわ!!
冬そして夜 (創元推理文庫) 冬そして夜 
SJ・ローザン(創元推理文庫)
SJ・ローザンのシリーズ最新刊が、本格ミステリとしては
個人的に最後まで1位を争いました。
彼女の作品というのは、起こる出来事や結末の殆どやりきれなく、読後に
何とも言えない理不尽さを感じるものが多いのですが今回もそうでした。
今回はビルが「わたし」の巻なのですが、彼の過去を垣間見た1冊でした。
ビルゆえに、リディアが「わたし」の時より、スピード感に欠けているかな、と
最初は思いましたが、それがあの歪んだコミュニティにあっていた。
あの、時間も、何もかも歪んだ空間には。
寡作なローザンだが、恋愛云々を期待して読み始めた今シリーズ、
8冊目のいまだその点ではマイペース(笑)。
しかし、極上の、物悲しい本格ものを読ませてもらいました。
次回も期待ですな。リディア編だし(こっちのが好き、なのかな。私は)
女たちの真実 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 女たちの真実 
ローラ・リップマン(ハヤカワ文庫NM)
今年は2冊もリップマンの長編新作が日本上陸、という女性海外ミステリ作家
読者にはたまらない年となりました。
・・・悩んだ。どっちも入れてもよかったけど、2冊のうちどちらかというと
ことのさんは『永遠の三人』よりも、こっち『女たちの真実』に軍杯をあげた。
・・・相手は、タイトル女王リップマンでも稀な1冊で三冠とった超傑作なんですが
やはり「好み」という点では圧倒的にこっちでした(^^ゞ
30年前の姉妹行方不明事件をベースに、30年後に開けられたパンドラの箱、
不可解な証言の数々、読み進んでも謎が増える一方で
謎解き系パズラーミステリ大好きな私でも、一寸先が読めない!
何てこったい!! しかも終盤に、思いもかけぬどんでん返しが!!
・・・すっかり作者に手玉にとられました。マジ。
しかも、この本を単なるミステリと読むには余りに早計。
ハーレクイン社から出ているエバーラスティング・ラブ・レーベルみたいに
一人の女性の人生を、事件を絡めてじっくり語りかけている
ように思えた。そういう作品が書けるリップマンに脱帽である。
来年翻訳は・・・テス・シリーズかな? だとしたら嬉しいな。
単発も素晴らしいが、久々にテス達に会いたいよ~。
ハイランドで月の女神と (ヴィレッジブックス) ハイランドで月の女神と 
カレン・マリー・モニング(villagebooks)
前作以前で脱落した人にも、この1冊を薦めたいが余りの暴挙ともいえる
ランキングがこちらの1冊(笑)。しかもジャンルがこちらで!
その上、次の巻と「対」になっているのを、
この1冊では完全に終わりきっていないのをあえて承知で、である。
以前、書いた事があったかと思うが、このモニングの作品というのは
カテゴライズするには非常に難しいと思う。このシリーズは、
ヒストリカルであり、パラノーマルであり、ファンタジーでもあったりするんだが、
今回は主人公カップルの、その持って生まれた気質、資質ゆえに
明確なカテゴライズ項目が一つ増えているのが分かる。「SF」である。
ヒロインが優秀な物理学者という設定だからこそ、そのSF具合が
突出していて、しかも素人読者にも分かりやすく書かれていて○。
ラスト近くの別れの場面も、あっけにとられた読者に対し、その悲劇に
見舞われた当人が物理学者として淡々とメカニズムを述べる。
その淡々さに、更に悲しみが増すのだから上手い。パラノーマルの
安易な逃げ道に走らず、理詰めで攻めてきた。何と天晴れな正攻法か。
それでいて、シリーズ最高のクオリティのロマンス部分も秀逸に尽きる。
早く「謎解き」の5巻が日本上陸する事を願いつつ(-人-)
裏切りの月に抱かれて 裏切りの月に抱かれて 
パトリシア・ブリックス(ハヤカワ文庫SF)
とにかく、昨今はやりのパラノーマル・ロマンスとちょっとこれは違うな。
人狼とか、吸血鬼とか、妖精とか、魔法使いのアイデンティティに悩む段階を
既にこのシリーズは通過している。それは、釈然たる現実であって、
それ以下のものでもない。そこから一歩先に進んだ物語というか。
主人公であるマーセデス(マーシィ)はコヨーテに変身する事の出来る
「ウォーカー」という、先住民族だという事だが彼女の周りを、
あれやこれやが囲んで起こる事件の数々。これがまた、とってもクール!
ひどく科学的に人狼を解釈したが故だったり、独自の社会を
築いたが故だったり、と今までにない切り口で、人狼ものサスペンスを
読ませてくれた。ファンタジーだけど現代もので、21世紀なんだけど
ファンタジーと、一見どっちつかずになりかねないそれらを
飄々と絶妙な按配で書き連ねてゆく様には舌をまいた!
勿論、帯に垂れ流しのように書かれていたロマンス部分もありましたが(笑)。
でも、ここで完結しちゃうワケじゃないので、続きを翻訳してくれないなら、
あの帯は噴飯激怒ものかと(^^ゞ 彼女をめぐる二人・・・いや、二匹(笑)。
いやはや、こうくればああくる、そうくればそっちいくのか、ってぐらい
過去のしがらみの事情が何とも胸を掻き毟られるし、
こうなると、どっちにもくっついてもらいたい!!ってぐらい、選べない、
いや選ばせてもらえない二人(二匹)なんだよねー。
ホンマ、この辺りのやりとりも上手いんだわ、ブリッグズ女史。
一応、三巻ラストで「どちらかを」選ぶ羽目になっているんだから、
せめてそこまでは責任もって翻訳してあげて下さいハヤカワさん・・・。
ちなみに脇役も傑作揃いだが、ことのさんは
イケメンでゲイの人狼ウォレンがご贔屓です、ええ(萌)。
事件記者カーラ 告発の代償 事件記者カーラ 告発の代償 
パメラ・クレア(villagebooks)
今年一番のすごいお得な拾い物してしまった気分の1冊!
何というか、サスペンスとロマンスの度合いがこんなにイーブンで、
それでいてどっちつかずになっていないって凄くないかい?
サスペンスの核そのものも恐ろしくリアリティで、それでいて身近。
ひたひたと日常生活を絡めて事件を読者に提示してくるから倍怖い。
ロマンス部分は直球ど真ん中。
何というか、ひっさびさに巡り合えました・・・こんなに
真摯に仕事に、家族に、恋愛に全力投球するキャラに(^^ゞ
またこの彼、料理上手、子供好き、動物にも好かれ、挙句自力で
家を建てたりベッドを作ったりと・・・えーっと、オールマイティ?!(^^ゞ
エッチもすごくてイケメンで、とどめにメロメロくんで彼女を
甘やかす甘やかす・・・何か、巷のサスペンス抜きの
正統派ロマンスのヒーローが霞みます(笑)。
完璧クンかと思ったら、彼女の事が気になって鬱々したり、悩んだりと
乙女系思考だったりして、そんなところがまた確信犯というか(^^;;
長々と書かなくても、このボリュームでここまで詰め込めて、どっちつかずに
ならず、悪人は素晴らしく悪人というテンプレも盛り込める。
何より広げた風呂敷を上手にたためるというロマサスのお手本。
Iシリーズ、2冊目も翻訳決まっている、とあのあとがきを解釈していいのかしら?
だとしたら嬉しい!絶対に読みたいわ!!
異形の求愛者 アニタ・ブレイク・シリーズ 
ローレル・K・ハミルトン(villagebooks)
翻訳版では3冊目、原書では4冊目。
やっと物語が、本格始動はじめた、という1冊。
前作で登場したリチャードとアニタ、そしてアニタとジャン・クロードの
微妙な関係が更に入り組んで展開するところがたまらない。
そこいらの本であるよくある三角関係というものを鼻で笑うかの如く。
登場人物も増え、そして1冊目では垣間見えもしなかった
あの世界の深遠が少しづつ姿を現した・・・そう、既に
作者の手を離れて勝手に動きかねない異形の世界感。
キャラクター造詣、世界構築、本当に突出しすぎ。
余りに緻密すぎるその出来に、読者としては中毒患者よろしく
続きを求めずにはいられない。今年もこういう間口の狭いであろう
シリーズを翻訳して下さってありがとう。2009年もよろしくです(ぺこり)
旅路 旅路 
キャサリン・コールター(二見ミステリコレクション)
待ってました!の、コールターのFBIシリーズ、記念すべき1冊目の翻訳版、
日本上陸! いやー、長かった。
正直、ここ最近は名前ばかりが一人歩きし、イケてない
コンテンポラリ単発(暴言。笑)やら、どこがいいのか理解に苦しむ昔の
ヒストリカル(暴言。笑)が翻訳され続け、サブプライム真っ青なぐらいに
株が急落しまくっていたコールター(大暴言。爆)。
ここでハッキリ言って旬を過ぎきったこの本を今更出しても・・・と
思ったのも事実。でも読んでみて思った。
この本は別格だ、と。
睡眠を忘れ、息継ぎを忘れ、時間を忘れて一心不乱に読んだ。
そう、何ともいえないモダンホラーばりの空気の重さ、後味の悪さ、
大きな動きが少ない分精神的に圧迫されるような展開、
そして二転三転するギミックに富んだ複数の事件の絡み具合。
決して万民受けする本ではないと思う。
しかし最初は一つの殺人事件からはじまった筈が、
時間が止まったかのような田舎町コーブという絶好のロケーションによって、
事件が歪んで膨張し、そして他の事件をも巻き込んで一大スペクタルの
ようになる様はもはや凄腕エンターテイメントもいいところ。
つくづく思った。素晴らしい出来の作品は「旬」とか「時」すらも
超越してしまうんだな、と。全然古さを感じなかった。そして堪能した。
すべての夜は長く すべての夜は長く 
ジェイン・アン・クレンツ(二見ミステリーコレクション)
ジェイン・アン・クレンツ作品というのは、思うに
「ロマンス界のコージーミステリ」なんだな、と今作を読んで痛感した。
クレンツ作品にしては、かなりディープなサスペンティックな
はじまり方なんだけど、ここで「嫌〜っっ(@@;」となるような怖がり読者でも、
このクレンツの手腕にかかるとスルーもいいとこ(笑)。
あれだけの数の死体発見場面が出てくるのに(^^ゞ
定番のクレンツ節炸裂な小道具も忘れず、小さいコミュニティ内で事件が
展開してゆく様はまさにコージーの真骨頂(笑)。
そこに鉄板よろしく、クレンツ愛読者にはたまらない配線違いヒーローを
持ってきてるあたりガチだ。哲学者あがりの元海兵隊員て(爆)
そんな主人公たち、夫婦漫才のようで、二人の会話が丁々発止なのだわ(^^ゞ
そこらかしこでケラケラ笑ったわ・・・ああ、割れ鍋に綴じ蓋(爆)。
サスペンスの部分も、謎解きも、犯人も、それにまつわる
ミスリード等もかなりのハイレベル。
クレンツの軽妙に語るような文体についついスルーしそうになるけど、
しっかりした骨格を持って且つキャラが魅力的な1冊でしたわよ、この作品。
そこらへんのロマサスとは違い、作家の個性を全面的に出して、
設定に振り回されずこのボリュームで納められる・・・最初に
「うまい!」と連呼した、クレンツたる由縁なクオリティ。
もっともクレンツ印のコージー、お読みになる際はコージーのお供の定番で
ある紅茶よりは、ラテか緑茶がよろしいかと(笑)
10 真夜中を過ぎても 真夜中を過ぎても 
シャノン・マッケナ(二見ミステリーコレクション)
あ〜、久々にマッケナらしいマッケナ節炸裂っぷりを読んだ、とかいう
よく分かるような分からないような満足めいた呟きを洩らしつつ(笑)。
お姫様と野獣(爆)の妄想大暴走エロ劇場という自分のお約束テンプレを
大事にしつつ、それ以上に今回はしっかりしたストーリーの軸、それに
加えて今まで引っ張ってきた謎を一気に前進させた事により、
ちょっと二巻、三巻で感じたマンネリ中だるみ感(おいおい)を
このぶ厚い本の、およそ8割はショーンの下半身衝動関係ではないかと
思わせるフルスロットル具合(爆)は、この燃料高騰時代に
奇跡とも思える燃費の良さというか(爆)。
何だかんだで負けてないお嬢様ヒロインのリヴの名ドライバーっぷり(爆)に
拍手すべきか呆れるべきか・・・まぁ、割れ鍋に綴じ蓋カップルってのは
ロマンスお約束なんだけど。
怪しいマッド・サイエンティストを持ってきての裏事情展開は面白かった。
そういう胡散臭さが似合うんだよね、マッケナ作品って。
怪しいセスの小道具(褒めている。笑)を、明朗快活なお天道様の下で使っても
ワクワクしないじゃん、つまりは。スパイ小説の醍醐味と魅力を
奪ってはイカンのだよ。タマラ様のジュエリーも同じなワケ。
そんなタマラ様が主役となった1冊が北米では既に発売済み!
翻訳次回は、そのタマラ様にクソミソに言われていたニックくんで
ありますが・・・えーっと、急いでもらえません?
早くタマラ様読みたいです、ええ(笑)


2008年 くれいじーなマンガ
今年も順不動・・・マンガ読んでないなぁ、今年も(^^;
ヘタリア 2 特装版 ヘタリア―Axis Powers
日丸屋 秀和
(BIRZ EXTRA)
今年一番のツボメガヒット本はこちら。
世界史の偏った知識持ち、特に戦史スキーな
ことのさんにこの本は余りに危険でした・・・。
ああ、あの時、友達に付き合ってアニ●イトに
行った時にこの本のポスターが貼ってなければ・・・。
アニメ化されるのに、キッズステーションじゃ
見れない・・・いや、誰かケーブルで録画出来る
友達の方はいないのかっ?!
頼むーっ! 勝手に眉毛が動くイギリス兄ちゃん見たい!(笑)
・・・何か、DVD化されたら買ってそげ(^^;;
花と悪魔 2 (2) (花とゆめCOMICS) 花と悪魔
音久無
(花とゆめコミックス)

最初は「古典的だわね」とか思って
読んでいたが、最近とみに面白い(笑)。
ビビのツンデレっぷりがとにかく萌えツボ
直撃でたまらんスマッシュ!(笑)
雑誌の方ではエライ事になっているが・・・
あれって、つまり、ラストスパートに入って
きているって意味かしら・・・お気に入り
連載の一つなのになぁ(^^ゞ
番線―本にまつわるエトセトラ 番線~本にまつわるエトセトラ~
久世番子
(ウンポコエッセイコミックス)
本大好きな人には是非とも読んで
いただきたい1冊ですな、こちら。
暴本が本屋さんの覗いてはいけない裏側を
ディープに描いていたのと反面、こちらは
本好きな一般人の日常のあれやこれやに
切り込んでいて・・・正直、胸がいたいぐらい
思い当たる事ばかり(笑)。壊寸前本棚ネタとか(^^;
これを読んで、小学校時代の国語の教科書を
読みたくなりました・・・ツンデレ・・・(爆)
神様はじめました 1 (1) (花とゆめCOMICS) 神様はじめました
鈴木ジュリエッタ
(花とゆめコミックス)
雑誌掲載初回からツボ直撃!
ナンデスカ、コノツンデレキターッ!!
(動揺しているのか怪しい外人のようだ・・・)
前作の「カラクリオデット」も愛読していたけど、
今回のこの連載ほどにはハマらなかった・・・。
是非、是非とも花ゆめ編集部さんにお願い!
この『神様はじめました』で読者全員サービスの
ドラマCD作ってーっっ!! 絶対当たると思うわーっ!!


2008年 くれいじーな原書 つうか、翻訳期待原書(^^;;
A Breath of Snow and Ashes (Outlander) Outlander Saga
Diana Gabaldon
とうとう原書に翻訳分が追いついてしまう・・・。
こんな日が、こんな日が来ようとは!
しかも、この6巻で終わってないし!(爆)
この巻はあのラストで・・・あうあうあう。
赤毛じいさんにもらい泣きしたり、悶々したり、とにかく
6巻もガチです。最高です!!
・・・でもって、ガバさん「7巻でも終わらないの。えへっ」って
それはアリ?!(爆)
・・・ことのさんが死ぬまでにエンドロールを拝ませて
下さいませな(ぺこぺこ)。
勿体無くて、プロモ先行の7巻一部、半分しか読んでないし!
The Dark Highlander Highlander series
Karen Marie Moning
今回の500年寝太郎くん編(笑)と対になっているのが
こちらの1冊。双子弟くん主役の1冊。
そこはやはりクセ者モニングらしく、前作の核心部分から
始まったりはせず、読者を煙に撒いている。
あのはじまりを見た時に「あ、やられた」と思ったもんだわ。
しかし、ここまできたら、この後は残り2冊しかないんだけど・・・
ハイランダー・シリーズの未訳ストック・・・。
Faverシリーズが着々と巻数を重ねる今、ちょっと足を
とめてこっちのシリーズも書いてほしいなぁ・・・。
特にタイトルと概要だけが先に公開されている状態じゃ・・・(^^;
Slave to Sensation (Berkley Sensation)
Slave To Sensation
Nalini Singh
さてはて。今年吹き荒れたパラノーマル・バブル!
そして、満を持してのこのシリーズ1冊目の登場となる。
ハーレクイン社で書いてた時もカテゴライズの中で
独自路線を模索していたナリーニ・シンだが
このシリーズが彼女の地位を不動のものにしたのは
ご存知の通り。ノーラ作品を手堅く発行しつつ
その合間に飛び道具のような作品を入れてくる
扶桑社ロマンスらしいチョイスとも言えるか。
とりあえず1冊目が売れて続刊翻訳が決まる事を祈らずには
いられない・・・あの出版社に見捨てられたシリーズを
愛読していた立場としては・・・(涙)
The Grand Sophy The Grand Sophy
Georgette Heyer
さて、このヒストリカル・ロマンス、特にリージェンシー・
ロマンス飽和時代・・・どの作家もこぞってオースティンと
この作家をリスペクト・アクターとしてあげている。
ジョーゼット・ヘイヤー。
今年夏に、オースティンやブロンテの抜粋版を文庫で
ハーレクイン社が出した時には「何故にこの
タイミング?」と思ったが・・・これの為の布石だったと
考えれば腑に落ちた。 何と、古典戻りとは!!
でも、出す新作がイマイチ通り越してイマサン程度なら、
逆の思考で「あると思います」(天津・木村。笑)。
そんなこんなで、翻訳1冊目はこちらの作品。
是非とも細々でもいいので、既刊全て翻訳してほしいと
思うのは我侭でしょうかね・・・南無南無(-人-)
A Summer to Remember A Summer to Remember
Mary Balogh
『ただ愛しくて』を読んだ皆さん、余りの脇役の多さに
唖然となさった事かと思います・・・ふっ。
あの巻は一番やっかいな、ミッシング・リングな1冊だった
のは明らかで・・・そう。ヒーローの兄のロマンス、そして
ヒロインの過去、この『Summer~』が全て起点に
なっているんですよね・・・いろいろ大人の事情もからめ、
もう少し待ってもらえれば海路の日和あり?(ぼそ)
ベドウィン一族もバンバン登場していて、この本が
起点の本が他にもあるから余計にもどかしい?(^^;;
『ただ愛しくて』の続編にも、色々と絡んでくる過去本・・・
メアリ・バログ作品というのは罠がいっぱい?(爆)

One Night for Love
ちなみにローレンの従兄ネヴィルの本はこれ。
つまりは全てのルーツというか出発点?(笑)
Anyone but You (Hqn Romance) Anyone But You
Jennifer Crusie
ここ近年、MIRA文庫で旧タイトルが巧妙(?)に改題され、
まるで新作かのように装って新刊されているクルージー(失笑)。
どうも、御自分のところのお宝を探す地道な作業を
怠って安易な方向に走っているように思えてなりません・・・。
てか、こんな分かりやすいお宝がまだ未訳なのに!
AAR受賞を冠に新刊出すなら、トップ100にずーっと入ってる
こんな分かりやすい本があるのに・・・謎だ・・・。
ましてやこれ、最近リプリントされてるのに!
そんなこんなで、晒しものにしておきます(爆)
The Lady Chosen (Bastion Club) The Bastion Club series
Stephanie Laurens
バー・シンスター2冊目が日本上陸したローレンス。
日本では一番最初にこの作家を紹介したのがハーレクイン社
なのは皆さんご存知でしょうが、とうとう重い腰をあげて
他社版元のローレンス作品翻訳に乗り出される模様。
で、これです。いやー、2年ほど前に噂聞いたけど
まさかハーレクインとは思わなかったよ、あの時は(笑)。
シリーズなんで、まぁ、打ち切りせんよう
お願いします、って事で
(^^ゞ
A Man of Many Talents A Man of Many Talents
Deborah Simmons
今年の『舞踏室の微熱』で久々の新作上陸と相成った
デボラ・シモンズ。バークレー社からの分だったので
「もしや・・・」と思ったら、こちらも既に2009年日本上陸
確定! まぁ、以前と比べるとデボラのカリスマっぷりは
ないかもしれないが、やはり「ヒストリカルにハマった
きっかけ作家」の地位は案外手堅いところかと。
いやー、どうせならハーレクイン翻訳30周年記念イベント
して下さるなら、デボラ・シモンズ呼んで頂きたいわ。
お気に入りのジェフリーの本とコミック担いで参上しますから!(笑)
Full Blast (Full) Full series
Janet Evanovich
前出のナリーニ・シンのところで話題として出した
「扶桑社に見捨てられたシリーズ」がこちら・・・うっうっう。
何で1冊(2冊)だけ出して放り出されたのか・・・うっうっ。
マックスーっ、マックスーっっ(涙)。
まだあのワンコも出てきていなかったのにっ、せめてせめて
マックスとジェイミーの恋愛に一区切りついたこの『Full Blast』
ぐらいまでは翻訳してほしかったのに・・・あと2冊だったのに・・・(涙)
しかも扶桑社の容赦なさ、既に『気分はフルハウス』の再版権すら
契約完了させている徹底っぷり・・・プラム・シリーズも7割は
完了済み。つまりは「お蔵入り」まっしぐらですよ!!
ああ、プラムはあわよくば集英社さんが拾ってくれたが・・・
こっちのシリーズ、どこか拾ってもらえません?(切実)


2008年 くれいじーなCDシングル
love the world love the world Perfume
以前、深夜テレビの合間にあるエコ推進CMを見た。
何だか、近未来ものの映画から抜け出たような
かわいい女の子3人が歌っているものだった。
それが、ことのさんとPerfumeの出会い。
その曲が「ポリリズム」だと後日知った。
そして、この一曲である・・・あっさり陥落しました(笑)。
でも、こそこそと愛でているだけだったが、紅白も出るし
年末年忘れ企画なんで、ここでカミングアウト・・・キモオタでも
いいわ! のっち激ラヴなのよーっっ!!!(爆)
Break the Chain Break the Chain Tourbillion
日曜朝に、お子様タイムにまさかこんな曲が来るとは!
最初に聞いた時に、Ryuスレの血が騒ぎ過ぎて
完全にアヤシイ人でした!(爆)
作品自体はTourbillionの世界感からは逸している、と
ファンからは思われるかもしれませんが、あの天下の
「だんご三兄妹」のオリコン連覇を阻んだプロデューサーでもある
Ryuichiのカメレオンっぷりをまざまざと見せ付けられた事に
関してはさすが。メッセージ性や言葉遊び心も相変わらず。
最高ですわ・・・どうせなら、ヴァイオリンはSUGIZO先生に
お願いしたい、と妄想しまくりでしたのは私だけ?!(爆)
雨傘 雨傘 TOKIO
デビュー前からTOKIOを、長瀬を見ているが
いろんな意味で今までで最高に楽しく裏切ってくれた一曲。
こんな、言ってはナニだが、彼らと真逆の作品を
あえて持ってきてくれた椎名林檎嬢と東京事変様に
本当に感謝したい。はっきり言う。
レコーディングは荒修行もいいところだったであろう。
でも、苦手な分野をよくぞ我がものにしてくれた。
夏ツアーではやったのですが、春組のワタクシはまだナマ未聴。
是非とも近いうちにライブをお願いしたい。そしてナマで聞きたい。
切実な願いである。
Jasper Jasper 木村カエラ
1位のPerfumeと、女性ヴォーカル曲としてはこの曲が
最後まで競り合いました。
ことのさん、無類のテクノ好きですが、その中でも
電グルは別格クラス。その卓球氏とカエラ嬢の
コラボときてはガチすぎました・・・キタコレ!!
このクオリティ、もっともっと世間は騒いで
よかった筈なのに・・・某洋画の日本テーマとかいう
微妙なタイアップはいらんかったよなー。正直(^^ゞ
VERB VERB GLAY
久し振りに「ロックのGLAY」を聞かせてもらいました。
攻める姿勢を失ったロッカーはいらん、とすぐに
暴言を吐くことのさん(笑)ですら、この曲はグーッ!!
世間ではミディアムな彼らの曲の方がうけるようだが
そこだけは譲れないなぁ、と(^^ゞ
2009年は新作アルバム、よろしくお願いしますよ!!
ずーっと待っているんだからっ!!


2008年 くれいじーなCDアルバム
GAME(DVD付) 【初回限定盤】 GAME Perfume
一流アーティストを次々と生み出す魔界都市・広島が
送り出した「最終兵器・彼女たち」(笑)
今年のことのさんの脳内リプレイは、彼女たちの曲が
着うたDLぶっちぎり1位並にすごい状態でした(^^ゞ
アルバム、シングル、DVDとオリコン1位を獲得したと
いうニュースを聞くたびに「あとDVDを買えば・・・」とか
思うぐらいマイブームすぎ(笑)。
しかし、外見やパフォーマンスに騙されてはいけませんぞ!
このアルバムのクオリティ高き作品群に驚きを禁じえません。
・・・文句あるとしたら、エ●ベックス並のリミックス音質の
悪さだな、ああ。次回アルバムでは改善求む!!
喰霊-零- 挿入歌&イメージソング集 喰霊-零- 挿入歌 & イメージソング集
アニメ「喰霊 -零-」より
正気か、このタイトル?!と思った一枚。
百合ームコロッケ』てアナタ!!(爆)
しかも、ヒロイン二人の「」の曲て!!
裏ジャケではチーム殺生石と称して冥姉さんが
オカリナ吹いてるし!!
・・・ツッコミ満載なのに、こんなにネタだらけなのに。
中味が本格派コンピレーションなのが、落差500%!!
真逆すぎるガチさ・・・本気だぜランティス!!
アニメ見てなかった人でも、普通に聞いて普通に
カッコイイところが恐ろしくクールな一枚。
聞いて損はないぞ!!
ドラマCD となりの801ちゃん となりの801ちゃん ドラマCD
今年、一番腹を抱えて泣き笑いした一枚・・・。
いろんな意味で、笑っていいのか泣いていいのか分からない
ギリギリな腐女子ネタっぷりに拍手か。
はたまた、この中のネタが全て普通に分かる己に
パンチ入れるべきか・・・ふ。うふふあはは(遠い目)。
2枚目もよかったが、クオリティでは一枚目の方が上。
個人的には貴腐人センパイのネタは好き(笑)。
しかし、801ちゃん役の植田さん・・・ホンモノなので、
どこまでが演技でどこまでが素なのか・・・ガチ万歳?(爆)


ライブは、今年も省略。
何故ならそんなに種類行ってないから(GLAYとTOKIOの2本だけ~。汗)。
う~む。今年も冬眠に近い一年だったってことね(^^;


おまけ 2008年 とんでもくれいじーな文庫とシリーズロマンス
つまり、今年のことのさん的「あたたっっ(>_<)」な逆ベスト作品ってことで(爆)。順不同
アクマでことのさんの感想なんでまぁ、さらりと聞き流してたもれ。
ルームサービスは突然に (フローラブックス) ルームサービスは突然に
 エイミー・ガーヴェイ(フローラブックス)
毎日毎日、白昼夢の船を漕ぎ現実逃避しているこのアホ女の
どこにヒーローであるイカしたリースが惚れたのか・・・理解し難いまま
話が進行し、そして終わった笑劇の1冊(爆)。
夢みがちの夢子ちゃんヒロイン、という設定に
したかったんでしょうが・・・彼女はホテルオーナーで、
雇い人にも、お客様にも責任ある立場なのに・・・何事?(^^;;としか
受け取れませんでした。確かにかわいくって
男には保護欲は駆られるかもしれませんが、同性社会人から見たら、
単なる常識知らずのはた迷惑な女にしか見えませんでした(爆)。
この人に雇われていたら、毎月給料もらえるか心配し続け状態上等。。。
現世に脳みそがないアホ女オリビア(斬りっぱなし。爆)が主役のこの本に、

今年の最高にして最低のスカ本に与える「キング・オブ・スカ」ならぬ
クイーン・オブ・スカを進呈しちゃうわ (爆)
勿論、返品不可よ!(爆)
愛と復讐の黒騎士 (扶桑社ロマンス) 愛と復讐の黒騎士
 コニー・メイスン(扶桑社ロマンス)
単なる平社員ならぬ平騎士が、揃いも揃って「サー」付きで
呼ばれているのを最初に見て「またお得意の勝手に捻じ曲げ妄想かよ」と
むず痒いものを感じながら、気付けばそんなものは
まだかわいいボケだったというのに気付いた血沸き肉踊る
戦闘シーン満載中世ものとはかけ離れた騎士さまボケ記録(笑)。
というか、ヒーローの「黒騎士」ことドレイクの言動の数々がアホ謎すぎて、
彼の脳内配線が分からないままラストまできていたのが笑劇(笑)。
単なる復讐の為の
お初を奪いに参上男なら、潔くいればいいのに
(おいおい)酒に酔っていたせいと、男らしくなく延々
ウジウジ言い訳のように念仏よろしく唱えててアホの上塗り(笑)。
こんな男に付き従う兵士達もなぁ・・・過去の偉業は延々語られているが、
この作品の中ではうっかり敵の援軍偵察を怠って、
うっかり捕まったりしてどんだけぇ〜、なカンジだった。
早めに見限るに限るぞ部下の皆さん、とか思ったが、この男の
周囲も皆して謎の配線のアホ揃いだったので目立たなかった模様・・・
目くらましかっ?!(笑)
時のはざまで愛して (ハーレクイン・アフロディーテ) 時のはざまで愛して
スーザン・カーニー(ハーレクイン・アフロディーテ)
今年最高のワンクリック詐欺本(怒)
ローガン・キンケイドの子孫という魅惑的な宣伝文句につられて
ポチッとクリックしたら目が覚めるヤマなしオチなしイミなしのやおい本。
しかも、アホ上塗りを積み重ねまくった挙句、
ヒーローは自分のコピーとタッグを組んで
ヒロインと3Pまがいのエロ場面に突入・・・ワタクシ、意地悪なんで
「コピーのが上手いんでないか」などとヤケっぱちに口走る始末。
単なる金ヅルとしてヒロインを利用しているようにしか見えず、
彼女の金を使うごとに感謝しろ、と言わんばかりの
恐ろしい居直り強盗っぷりとヒモ具合に、こんなクズを生み出す
ぐらいならローガン様に今後一生子孫繁栄に励まなくていい、
いっそ
出家してくれ!とか思わずにはいられなかった(ーー;
クリックした先がアダルトサイトで架空請求された詐欺と似たような
怒りをフツフツを感じた1冊でありました・・・。
あなたにさらわれて あなたにさらわれて
 エイミー・J・フェッツァー(ランダムハウス講談社)
作者の設定手腕の無さからくる読者への丸投げっぷりが顕著に
現れた、悪役のアンポンタンさにウンザリした1冊。
裏切り者の、なぜ仲間を裏切ったのか、その明確な動機の欠片を
作者が一行すらも書いてないのに、それを行間から読み取れない
読者の方がぼんくらだと言わんばかりの科白を
その悪役から聞かされた時には失笑を禁じえませんでした・・・。
どうも、この作者の長編に関しては「アメリカ軍バンザイ!」という
何というか、軍心酔オーラが満々に漂っていて嫌なんですが、今回も
随所にそれらがチラホラ。いや、作者が長年、アメリカ海兵隊員
夫人として、陰日なたになって支えていらっしゃる自負をお持ちなのは
結構です。素晴らしい事です。
しかし、単なる通りすがりの関係なきロマンス読者にご自分が
正しいの!という主義主張に関して同意を求めるのは勘弁してくれ。
本編が霞むぐらい暑苦しくウザイんだ、正直。
それを切り離して作品が書けないようなら、もうこの作家の作品は
読まなくていいわ、というところまで追い詰められました。マジ。
ワイフ社ものをほのぼの書いてらしたあの頃が懐かしい(遠い目)
その愛に守られて(二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション) その愛に守られて
 バーバラ・フリーシー(二見ミステリーコレクション)
今年の一番抹殺したいヒーロー大賞本は勿論、こちらで決定!
・・・真剣、こんな頭弱い、自分勝手なアホ男が中年の危機よろしく
名曲「あなた」のノリでマイホームには子犬ならぬ子供~♪♪と
変なスイッチ入ってあれこれ愚行の限りを尽くす長編読むのに費やした
貴重な時間を悔やんでも悔やみきれないわワタクシ・・・。
だって、子供が出来ない妻(しかけがあったが)との仲には
問題があったが、そこで以前、自分が孕ませて挙句中絶費用渡して
トンズラした相手(ヒロイン)が密かに子供生んでいる上、その子が
瀕死の重傷と知った途端にはせ参じるあの面の皮の厚さ!(怒)
若い頃に金持ち自己チューに捨てておいて、成熟し魅力が増した
ヒロイン見て「俺が悪かった~」ってどの口が言うとるんじゃ、このボケが!!
その時点で、立派にまだ妻はいます。このアホ男。
自分の欲しいものにばかり駄々こねていて、知能指数以前に
行動もガキのまま。妻の悪行ばかりをあげつらっているが、
こいつに問題がなかったか?否!!問題だらけ!!!
ヒロイン側が丹念に書かれていた分、もうこのクソ男(好き勝手。笑)側の
あれやこれやを読めば読む程に腸煮えたくって・・・ちっ。
「子は鎹(かすがい)」という言葉があるが、今回ばかりは
勘弁してほしかった・・・ロマンス以前に萎えた1冊。
フリーシーは1冊目が面白かったので買い続けたが、
この1冊が縁の切れ目となったように思う。アデュー!!
ホテル・インフェルノ ホテル・インフェルノ
 リンダ・ハワード(ハーレクイン・スポットライト・プラス)
何でこんなつまんない話を、更に丸投げ未完で1冊終えてらっさるのか
2008年最大の謎としてあげたい1冊(笑)
作家凶作競作の悪いところが全部デタ!コレキタ!!
パラノーマルらしい、超状現象をあやつる一族同士の争いというテーマを
根底にもってきつつ、単なる本当に一族同士のいがみ合いという
低次元な争いをしていたりして、つまり、何の為に一族掃滅をかけているのか、
目標も分からない戦いをゆるーく書いていた。笑えるぐらい謎だ。
もっとも、このレベルの隣組集団もどきに人類存亡を
懸けられるとそれはそれでべっくらしたんでしょうが(笑)
そして、こんなに魅力のないヒーローとヒロインのやりとりで
萌えは感じる事もなく、気付けば有耶無耶に恋愛感情が発生。
キャラクターが自分の感情を持て余す以上に、読者の方が
どうしていいのかわからなかった(爆)。
何よりも喋っているヒーロー、書いている作家自身がそんなに深い
ツッコミに対応出来ないそうなとってつけ設定オンパレードを
ヒロインに、そして読者に理解しろと言われてもそれは無理!(笑)
大きな風呂敷を広げた割には、何だか小さい世界感、設定を凝ったつもりが
綻びだらけ、そしてきちんと自分でオチが書けなかった、という・・・呆れて疲れた。
こんなくだらない本読んだの久々。
作家凶作という以前に、リンダ・ハワードの作家としてのここ近年の
低迷と迷走っぷりをまざまざと思い知らされた1冊でした。
裏切りは愛ゆえに (扶桑社ロマンス) 裏切りは愛ゆえに
 カレン・フェネック(扶桑社ロマンス)
単なる身勝手なヒロインによる全てぶち壊し本。
五年前に愛していた人を振ってまで、別のイケてない男と結婚してからの
紆余曲折・・・って、読んでて「は?」ってなったわ。
自分の頭で勝手に壮大に妄想を広げて悲劇に酔ってたとしか
思えない未亡人女領主になってからのこの女の言動のあれやこれや。
自分の体裁ばかりを気にして、領民の事なんか考えてりゃしねー。
150人以上いた領民が30人程度しか生き残らなかったわ・・・って、
アンタのせいだよ(きっぱり)。そして極めつけが、
自分の密かに生んだ息子を守る為にヒーローを利用した事。
愛しているじゃ何だと口では言っても、やってる事全てヒーローは使い捨て。
「息子が成人したら」「息子が受け継いだら」「息子が・・・」
そこには、そうした時の、そしてヒロインに諮られたと知った時の
ヒーローの心情なんて入る余地はない。
つうか「バレたら(ヒーローに)息子が殺される」っていうその決め付けっぷりに
呆然としたね・・・じゃあ、そんな、赤子に手をかけるような
残忍な相手と結婚し、五年前からずっとそいつを愛し続けてるわ〜、とか
いうアンタは何者?
ドMか?!(爆)
そんな領民を、結婚相手を、部下を慮れない女のどこに魅力を感じろと?(^^ゞ
まぁ、それだけ神経太い女だからこそ、5年の月日がないかの如く
よろめきながら麗しく振舞えるんだろうけどな(笑)。
いや、ヒーローよ。あのままこの女を塔に閉じ込めておいた方が
アナタの為だったよマジ(爆)
ヒーロー母の、脈絡なさげなどうでもいい過去エピといい、
全てにおいて破綻しまくった新人作家衝撃(違う意味での)1冊。
勿論、読んだ数時間後に潔く抹殺の刑(爆)
願いごとをひとつだけ (ヴィレッジブックス) 願いごとをひとつだけ
ローリ・フォスター(villagebooks)
何を書いてもどう書いても、最後にはヒロインの駄目弟にたどり着くような
気がして存在を忘れたかった1冊。
機能不全家族の面倒を一心に見ながら、自分のビジネスを
一生懸命やっている頑張り屋のふかふかヒロインと、
彼女にメロリンキューなイケメン大柄ワンコなヒーローとの
ラブラブエッチな、よくあるロリさんお得意パターンだったが、機能不全にも
加減というものがあります…ひどすぎたヒロインの家族が。
居直り強盗みたいな論理を振りかざしての傍若無人っぷりには、
もはや呆れを通り越して怒りすら覚えました。
そして、そんな様を増徴させているようにしか思えないヒロインの言動にも、
その怒りの矛先は向かうのも当然といえば当然。
というか、あれはもう、無償の家族への愛というより、ヒロインの
お門違いの自己陶酔に近い妄執のように思えてなりません。
今回はただただ、醜悪なだけ。救いはない。
そんな醜悪なもの中心に物語が回ってしまったこの1冊に対し、
タイトルよろしく願いごとをひとつ…
消えてくれない?!(爆)
二人だけのレシピ (フローラブックス) 二人だけのレシピ
 ジェイミー・アーデン(フローラ・ブックス)
こんなプロ意識ないド阿呆揃いのキャラ達がヤってるだけのくせして
400ページ以上ある本のどこを笑え、というのかが問題だった1冊(ちーんっ)。
話がつまんなくて破綻しているなら、せめてキャラで読ませてくれたら
救いもあるが、この本に関しては救いはなく、ただ女性キャラの○○○具合と、
男性キャラの■■具合(絶対伏せなければならん単語なんで。爆)が
特筆すべき魅力のB級エロ本(ばっさり)。
ナニのサイズが大きけりゃいいってもんじゃないし(爆)、ましてや
曲芸じみた技(爆)をあれやこれや披露してりゃいいってもんでもない(爆)。
最初の○○という単語からも「下品オーラ」は出ているが、話そのものも
精神的機微とかいうセンシティヴなものが感じられない。
で、キャラクターはド阿呆ばかりときた。
余談だが、タイトルにもなった「レシピ」だが、中に登場する料理のあれや
これやは今年の世俗の話題になった「食の安全」ルールに
引っかかりそうなヤバさだったとも…不味そうでねぇ。しみじみ(爆)
奪われた初恋 (ハーレクイン・プレゼンツスペシャル) 奪われた初恋
 ダイアナ・パーマー(ハーレクイン・プレゼンツスペシャル)
伝統芸能よろしくアホ鬼畜ヒーローの暴言に耐えるドアマット女の年の差もの
でしたが、何だか、読めば読む程に
キャラクター全員の設定のシュールさに萎えたという1冊(笑)。
ヒーローは・・・なんつーても所詮ダイアナ作品のヒーローなので、
この程度の鬼畜具合と阿呆具合は立派に想定内
とか
思えてしまうのも問題なんですが(爆)、それ以上に問題なのは
ヒロインのケイトも設定全てが迷宮入りもんなのてある…
根拠なき思い込みが過ぎるというか(^^;;
っていうか、そんな事すら些細な事!!とか思わせるのが…このケイト、
ファッション・デザイナー希望なのだが、本文を読んでいる限り
この女にはハンカチ一枚すら注文したくないと思わせる、
どこをどうやれば売れっ子デザイナーになるのか
全く理解出来ないダサさ爆裂のセンスの持ち主
だという事だ!(爆)
実際、奇天烈な格好でパーティーに出かけて恥をかく事が
二度も…確かにあれはドン引きもんである(爆)。
そんな、自分のお手製の服を着ている彼女に周囲が我先にと服を
依頼する様はもはや読んでいて
陳腐なB級ホラーのようだった(爆)
ヒーローの言う事は正しい、と思った数少ない(ちーんっ)ところが、
彼女に服を作らせらずに高級デパートで買え、というくだりだ(爆)。
しかも、一番驚愕なのはそんな彼女が
売れっ子になるという事だ…
そんな、現実にはなさそげな、どう見ても集団で
幻魔拳(by聖闘士星矢。笑)にかかっているのかキャラクター達よ?!と
思わず叫ばずにはいられなかったアホ本(爆)
許されざる愛 (ソフトバンク文庫NV) 許されざる愛
トレイシー・クーパー・ポージー (ソフトバンク文庫)
タイトルが何とも皮肉な、革命下に燃え上がるロマンス的物語設定の
ザルさ加減とか、キャラクター全てが
よろめき系の優柔不断設定とか、もう
読んでる傍から襲うダルさ加減が許されざる作品(^^;
仕方ないからエロ場面だけ読む1冊、と割り切って読もうとしたら、
Ellora’s Cava作品の看板である筈のエロ場面すら、
12R指定ぐらいで…そうね。紙芝居ぐらいのレベルかしら(爆)。
でもさ、本当にこのヒロインって頭、弱いの?
己の下半身事情が最優先!!ってのは、イケてないヒーローの特権かと思ったが、
このヒロインの場合はヒーローの国家の危機すらも
そんなの関係ねぇ!(オッパッピー風)ってなカンジでゲンナリ・・・。
そんな頭の悪い(弱い?悪い?・・・どっちでもいいや。こんな女に
大学で教えられてる生徒達に深く同情だけはしておく。笑)イケてない
金髪女に翻弄され、よろめきまくりのヒーロー・ニコラスは
どう見ても古典ロマンスのヒロインそのまんま(爆)。
革命で異母兄である大統領を亡くし、殆どお訊ね者よろしく
ヒロイン一族の乗る船で亡命したはいいが我が身一つ。
・・・このままじゃ、無一文の婿入り確定。
婿を嫁に変えたらホンマに古典よろしく(爆)。
突然発火して勝手に盛り上がって周囲に迷惑をかけた、という意味では
ヒロイン従妹の恋愛もよー似たもんだが、ま、主役二人の
陶酔具合がイタくかっとび過ぎてて目立たなかっただけなんだが(爆)。


2009年も「くれいじー」な出会いがありますように・・・(*^-^*)
管理人 ことの


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素材提供 アケノトリ様

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